リョナという性癖を漫画ドラゴンボールで開拓!?【楽しみ方公開】

一部のフェチ層から絶大な支持を得ているジャンルがあります。それがリョナと言われるジャンルです。いわゆるSMのSに近い感情・性癖ですが、よくよく知ってみると、それとも違う新たなジャンルなのです。今回はそんな新たなジャンルの紹介と、手軽に楽しむことが出来る作品をご紹介したいと思います。

リョナの語源とは

リョナと「猟奇的な」と「オナニー」が掛け合わされた造語のことです。そもそもはリョナニーと呼ばれていましたが、少し長いためか、省略されて今に至ります。猟奇的というのは、女性キャラが、何らかの形で貶められている、あるいは暴力を振るわれているといったシチュエーションを指します。さらに肉体的苦痛だけでなく、監禁による精神的苦痛や、言葉責め、妊娠、捕食…等々あらゆる「猟奇的」なシチュエーションが想定されています。

大切なことは、あくまで性行為や露出に重点が置かれていないことです。性的な表現を多く用いすぎることは、性行為や裸体を楽しむことであり、決してリョナの本分ではありません。あくまでもシチュエーション、キャラクターの置かれている状況やそこに至るまでの背景が大切なのです。

それをしっかり理解しながら楽しまなければサディズムとの区別がつかないまま、この性癖を誤解してしまいます。対象となっている女性がどういった背景で、どういった状況になり、どういった苦痛を負わされているのか、そこを注目してみることが基本的な見方となります。それでは、ある程度概要が分かったところで、漫画の楽しみ方を紹介しましょう。

リョナ漫画の楽しみ方

リョナとサディズムの違いはなんですか、という質問をよく目にします。この2つは明確に異なっていると断言しておきましょう。楽しみ方も、興奮するポイントも全く違うので、サディズムを求めている人は、決して望んでいる興奮を得られないと思って下さい。

まずサディズムによる興奮を覚える人というのは、女性を虐げる、あるいは暴力を振るい、服従させることに興奮を覚えているのだと思います。主人と奴隷のような状況を自分の手で積極的に作り出すことによってサドとマゾの世界を構築するのです。そして自分に服従
させている女性を見て、優越感に浸り、興奮するのでしょう。

リョナの世界は全く違います。上述したように、自ら世界を作り上げるのではなく、与えられたシチュエーションを楽しむことが肝心です。もうどうしようもない絶望がキャラクターの前に立ちはだかり、成すすべもなくただただ絶望し、絶望に飲まれて堕ちていく…こういった与えられた絶望というのがとても大切です。基本的な楽しみ方のスタンスとしては、凌辱している悪役になりきるのではなく、凌辱されている女性キャラクターの絶望的な心情に寄り添って興奮するのです。

漫画を読み進めていく中で、どんどんと女性キャラが窮地に立たされていきます。王道のヒーロー漫画や少年漫画では、ここで助けが来て…という流れになるのですが、そういった作品ではありません。女性キャラにはさらなる絶望が与えられるのです。自分が原因で大切な人が傷つけられ、大切なものを失い、絶望に暮れていく、自分はどうすることも出来ずにただ見ているだけ…そして最後には自分の一番大切にしているものを奪われてしまう。

普通ならどこかで助けが来るはずなのですが、絶望的なシチュエーションを楽しませるために助けは来ません。万が一来ても、良い結果にはなりません。助けが来ることで、少しの希望を持たせてから、絶望のドン底に堕とされることもまた、楽しみ方の一つなのです。とにかく読み進めていく中で十分に楽しむためには、読みながら期待することです。

対象となる女性キャラは、徐々に絶望的な状況に追いやられていきますが、その状況に納得してしまっては、楽しむことはできません。(誰か助けに来るだろう、まさか救われない展開はあるはずないだろう。)そう思いながらキャラクターに感情移入させていくのです。そしてほとんどの場合は、拷問でもされるかのように、じわじわと肉体的に、精神的に追い詰められていきます。

そのシチュエーションを自己投影し、あたかも自分もその絶望を味わっているかのような気分になるのです。この「どうしようもない」「もうあきらめて受け入れるしかない」という負の感情こそが、興奮のポイントなのです。誰の心にもある自己破壊願望、破滅願望がくすぐられ興奮してしまうのです。つまりどちらかというとマゾヒズムに近い感情なのです。

蔑まれていたり、暴力を振るわれ、どうにも抵抗できなくなり絶望しているキャラクターに自分を投影することで、圧倒的負の興奮を得るのです。最初は心が苦しいかもしれませんが、慣れてくると、この苦しみが快感へと変わっていきます。それでは、そんな感情を手軽に楽しめるオススメ漫画を紹介しましょう!

オススメのリョナ漫画

人狼機ウィンヴルガ/網島志朗

基本的にはロボットものの漫画ですが、実はかなり攻めた凌辱漫画でもあります。一般紙での連載作品ですが、表現は完全に成人誌を越えています。直接的な性的表現が少ないという点ではポイントの高い作品です。

興奮を感じるポイントは、女性だけが住んでいると言われる天津之黄泉の騎士女鬼神グロリアという強気な女性キャラが処女を喪失させられてしまうという衝撃のシーンです。

天津之黄泉では、女性だけの国ということもあり、処女を神聖視していますが、そんな国の兵団のリーダーともいえる気丈な女性がカメラ撮影されたうえで、処女を散らせるというまさに絶望を味わうには持って来いのシーンがあります。

ドラゴンボール/鳥山明

なんでこの国民的な作品が!?と思われるかもしれませんが、愛好家にとってはまさに絶望を味わえる作品なのです。

興奮を感じるポイントは、魔人ブウ編の冒頭で、サタンの娘ビーデルが天下一武道会に参戦するシーンです。ビーデルの対戦相手はスポポビッチという選手、あくまで普通の格闘家ですが、魔導士バビディに操られ、力を増幅されています。

なすすべもないビーデルは観衆の前で、前歯が折れる程になぶられてしまいます。直接的な性を感じる表現は全くありませんが、絶望感がしっかり伝わってくる名シーンです。さすがの画力ですし、これで目覚めてしまった!という人も多いようです。

ミスミソウ/押切蓮介

とにかく絶望、暴力を味わいたいならこの作品しかありません。ミスミソウはいじめを受けた女の子による復讐劇です。主人公の野崎春花は都会から転校してきたが、クラスの壮絶ないじめにあっていました。

いじめになんとか耐えていたもののあるきっかけで学校に行かなくなります。そんなときに、自宅で放火に遭ってしまい、家族を失います。家に火を着けたのは、いじめに関与していたメンバーだ。野崎春花の復讐が始まります…。

興奮を感じるポイントは全て…でしょうか。物語冒頭の主人公春花がいじめられるシーンも相当心に刺さりますし、その後の復讐シーンで、春花をいじめていた生徒たちが殺される恐怖におびえながら助けを懇願するシーンもたまりません。押切蓮介先生の作品は絶望の表情と可愛い表情との落差が激しい分、より絶望を感じ取ることができます。

まとめ

リョナ漫画の楽しみ方についていかがでしたでしょうか。特殊なジャンルですが一度ハマるとクセになってしまいます♪新たな自分の扉を開いてみるのに一度楽しんでみてはどうでしょうか♪

 

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